タマヨさん日記

タマヨさんは とりあえず 書き続ける。

3/21,2017,火曜日 咽ぶような感情

こんにちは、タマヨです。
島本理生さんのナラタージュを先ほど読み終えました。

多分読み始めて1週間経たずに、あっという間に読んでしまいました。

読み進めながらも、途中途中、つい本を閉じてしまうぐらい、進んでいく話に対して私の感情が逆行して。

読み終えたときも、なんでとか、うらやましいとか、憧れとか、色んな感情が腹から上がってきて

横になって読んでたんですけど、
というか枕元にナラタージュ置いていて、
起きてそのまま読んでて、

読み終えて本を閉じて、叫びたくなるような気持ちになって
こう、感情がわいて出てくるような感じに襲われて
ちょっと泣きました。

でも悲しみのあとに、幸せな気持ちが来て
泣きながら笑ってました。


もともと友達に恋愛相談をしたときにこの本を教えてもらったんです。

ついこないだまで私、小学校のときの好きな人のことを諦めきれないで
今思えば、ちっぽけな執着なんですが
執着が恋だと勘違いしていただけで

それで、忘れられない人がいるかいないか
みたいな話を友達としていて
そこでナラタージュを教えてもらって

忘れられない人、忘れられない恋の話なんだなって思って読み始めて

いや、全然、自分のちっぽけな執着が本当にちっちゃなものだと思って
比べることではないんですけどね。

でもナラタージュの主人公のような感情を私は未だ抱いたことがないのは明らかで。


そこに関してうらやましさを感じたりしました。


でもいつも抱いてるような恋愛への憧れとか、焦りは不思議と感じなくて
きっといつかは自分もここまでの気持ちとは行かなくとも、似たような気持ちを誰かに思うんだろうなと思えて。

なんだか今は少し気持ちが明るいです。


島本理生さんの小説はじめて読んだんですが、文章、文体が好きです。

私、好きな理由とか上げてくのがすごく苦手で
感覚的にいいなー、好きだなと思ったら、もう好きなんです。

ちょっと島本さんの文体は演劇っぽいかな。
演劇っぽいの基準もよく分からないけど。

ネタバレはしたくないので詳しくは書きませんが、一番最初の章がとにかく好きです。
そこからもう、心が掴まれて、私の外から心が出たみたいに、ナラタージュに振り回されました。


ナラタージュ、映画化するみたいで。
もともと有村架純ちゃんと松本潤さんがキャストなのは知っていて、
うん、っぽいな、とは思いながら読んでいて

読みながらこの役は誰がやるかなとかちょこちょこ考えてて、
この人は、今の流行り的に考えたら坂口健太郎さんだなと思っていたら

本当に坂口健太郎さんがその人を演じるみたいで。
楽しみです。どんな風に演じるのか。

わがままを言うならば、若いころの加瀬亮さんがぴったりだと思うんです、その人に。

雰囲気とか体格とか。


なんだろうな、完璧すぎないのがこの作品の魅力な気がします。

全てに対して共感できるわけではないからこそ、惹かれるものがあるし
全てがきれいじゃないからこそ人間味を感じるし

でも0か100かみたいな。
だからこそ切なくて儚くて、私は振り回されました。


素敵な小説に出会いました。
友達ありがとう。

私も友達に勧めよう。


今日は久しぶりの雨。